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HOME>Multimedia>Schubert-related Programs>プログラム:"水の歌と水の景色">"Auf dem See"

Auf der Welle blinken tausend schwebende Sterne

An early morning view of Mountains in Mist at Lake Zurich, Switzerland Clouds above Silhouetted Mountains are tinged with red as the sun rises to the left, an early morning photo of silhouetted mountains at Lake Zurich, Switzerland: photo of Lake Zurich by Tomoko Yamamoto
「霧に包まれた山々、チューリッヒ湖」
版権 山本とも子
「山々のシルエットの上にかかる雲
スイス、チューリッヒ湖

版権 山本とも子

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Auf dem See    湖上にて

詩:ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
翻訳 山本とも子 (2010)

Und frische Nahrung, neues Blut saug ich aus freier Welt:
Wie ist Natur so hold und gut, die mich am Busen halt!

Die Welle wieget unsern Kahn im Rudertakt hinauf,
Und Berge, wolkig himmelan begegnen unserm Lauf
Und Berge, wolkig himmelan begegnen unserm Lauf

Aug, mein Aug, was sinkst du nieder?
Goldne Traume, kommt ihr wieder?
Weg, du Traum! So gold du bist:
Hier auch Lieb und Leben ist.
Hier auch Lieb und Leben ist.

Auf der Welle blinken tausend schwebende Sterne,
Weiche Nebel trinken rings die turmende Ferne
Morgenwind umflugelt die beschattete Bucht,
Und im See bespiegelt sich die reifende Frucht.

Auf der Welle blinken tausend schwebende Sterne,
Weiche Nebel trinken rings die turmende Ferne

Weiche Nebel trinken rings die turmende Ferne
Auf der Welle blinken tausend schwebende Sterne.

新鮮な栄養、新しい知り合いを 新しい世界から受け取る。
何と自然は優美で良いものであろうか。, 自然は私を胸に抱いてくれる。

波が我々のボートを揺らす。 オールの拍子に合わせて。
我々の前には雲に包まれた山々が天に向かって聳え立っている。
我々の前には雲に包まれた山々が天に向かって聳え立っている。

眼よ、我が眼よ、何故そらすのか。
黄金の夢は、戻ってくるだろうか。
夢よ去れ、いくら素晴らしくあっても:
ここにも愛情と生活があるのだ。
ここにも愛情と生活があるのだ。

煌く波の上に 何千もの星が浮いている
柔らかい靄が 聳え立つ遠くの山を包んでいる。
朝のそよ風が日陰にある入り江を吹きまわる。
湖には成熟した実が反映している。

煌く波の上に 何千もの星が浮いている
柔らかい靄が 聳え立つ遠くの山を包んでいる。

柔らかい靄が 聳え立つ遠くの山を包んでいる。
煌く波の上に 何千もの星が浮いている

詩のさわり:「湖上にて」はゲーテが恋の破綻を癒しに行ったチューリッヒ湖での歌で水上の星の光が輝いている。 解説: ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ (1749-1832)は友達であったストルベルグ夫妻と共に1775年の夏にチューリッヒを訪問したが、この詩はその時に書かれた。 ゲーテはこの時26歳であった。 この詩の第二詩節にある黄金の夢とはフランクフルトの富裕な銀行家の娘のリリー・シェーネマンとの恋をさしている。ゲーテとリリー・シェーネマンは婚約したが両方の家族に反対された。 彼の旅はこの問題から逃避したものだと思われる。 この詩の湖はチューリッヒ湖である (1)。 ゲーテは天に向かって聳え立つ雲隠れした山を前に見ながら手漕ぎ舟を湖で漕いでいる。 朝早くだと入り江は影になっている。 但し日の光に当たっている水は星のように光っているのである。ゲーテは自分自身を熟した実とたとえ、自身の反映を湖の水中に見ている。 シューベルトがこの詩を作曲したのは1817年で彼は20歳であった。

上にのせている詩はシューベルト作曲の歌のテキストであって、ゲーテの原詩は ”Sich die reifende Frucht" と言うところで終わる。 シューベルトは第三詩節の前半を使って歌の終わりにした。それも繰り返しのときに順序を変えて何千もの星が浮かんでいるという文で終えている。 であるからシューベルトの強調と原詩の終わり方は違っていてゲーテの詩から始めていてもシューベルト独特の終え方でゲーテの終え方とは違っている。 ロレイン・バーンの本はこのゲーテの詩の背景を知るのに役立った。但し、詩の言葉の解釈、特に星が何であるのかの理解は同意できない。 Note: 詩の日本語訳はもしお使いになりたいようでしたら、必ず山本とも子までご連絡ください。 写真の使用はライセンス料をお払い下されば使用可能です。個人の使用料金は安くしておりますから、個人の方も商業的な使用も必ずご連絡下さい。 ---山本とも子---


References: 1. Lorraine Byrne, "Schubert's Goethe Settings" 2003, London, Ashgate Publishing, pp.70-74. 2. リリー・シェーネマンについて(ドイツ語)
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キーワード: 湖上, ヨハン・ヴォルフガング・ゲーテ, フランツ・シューベルト, チューリッヒ湖, Zurichsee, Zurisee, 日本語訳, ドイツ語原詩, 解説, リート:"Auf dem See," 解釈

最終版:2014年8月25日